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2023年12月3日

16.6 ペット

ペットについて

 ペットとして犬や猫を飼う場合、借家であれば、家主または不動産屋に許可を得る必要がありますし、契約書にペットに関して明記されていることもありますのでよく確認して下さい。

 また、犬を飼う場合は居住地の市役所に登録して、犬税(hondenbelasting)を納めます。この税金の詳細は「税」の項を参照下さい。なお、猫は無税です。

 

ペットの購入

 ペットをオランダで購入する場合は、なるべくペットショップを避けたほうがよいでしょう。最も信頼できる購入先は、ブリーダー(動物の繁殖や飼育に携わる人)で、購入時にいろいろなアドバイスをしてくれる他、ペットに何か起きた際にも相談にのってくれます。

 ブリーダーを探す時に相談にのってもらうには次の組織があります。

  • Raad van Beheer op Kynologisch Gebied Nederland

    (the Dutch Kennel Club ‘Raad van Beheer’) 【蘭語】  

また、動物愛護協会も相談にのってくれます。

 

獣医(Dierenarts)

 人間と同様、主治医になってもらう獣医を探します。病気、予防接種はすべてこの獣医に頼みます。獣医を探すには最寄りの動物愛護協会かペットを飼っている近所の人に尋ねてみて下さい。 予防接種としては、犬も猫もそれぞれにワクチンの注射を毎年してもらうことをお勧めします。詳しいことは、獣医に尋ねて下さい。後述のペットホテルにペットを預ける時に、予防接種をしたという証明書(vaccinatieboekje)の提示を求められます。

https://www.dierenarts-in.nl/

◆ペットの急病・けがの場合

 

犬や猫を留守中預けられる施設

いわゆるペットホテル(DierenhotelもしくはDierenpension)があります。料金、預けられる期間などはホテル毎に異なります。

 預ける時に前記の予防接種証明書の提示を求められます。

 

◆ペットがいなくなった時

大事な飼い犬や猫がいなくなってしまった時、あるいは、迷い犬や猫を見かけた時は次のところへ連絡します。

 

ペットを日本から連れてくる

蘭政府のHP上のQ&Aより Can I bring a pet from another country to the Netherlands?」

NVWA(動植物、農産物、水産物、食品・消費者製品安全機構のHP,「Bringing pet to the Netherlands」

◆ペットを日本へ連れて帰る

 ペットを連れて帰国する場合には、手荷物(携帯品)として扱う方法と別送品(貨物)として扱う方法があります。ただし、貨物として扱った時の通関に要する日数、輸送費、ペットの精神状態を考えると不適当なため、ここでは手荷物としての方法を記します。

 出発日前28日までの間に、獣医から狂犬病(蘭hondsdolheid、英rabies)

の予防注射をしてもらい、注射証明書を交付してもらいます。さらに、ペットの健康証明書も必要ですが、これは、出発日前8日以内のものでないと受け付けてもらえません。

 手荷物として機内に持ち込むためのペットクレートを購入します。このクレートはスキポール空港の荷物貯蔵所(Baggage depot)で販売しています。

·      Pets at Schiphol and on-board 【英語】   

 

ペットと電車に乗る場合の規則

オランダ国鉄NSの電車に乗る際のチケット購入について(NS.nl)

国際列車に乗る場合Bringing pets on board the train【英語】(NS International )

 

詳細問い合わせ先: 

 

飼い犬と一緒に泊まれる宿泊施設検索サイト

Dogsincluded 【蘭語】 http://www.dogsincluded.nl/

 

2023年12月3日